Taste of Graduate Life in US

 

July '99


    July 16, '99  Doraemon and "Ganko"   


 ラボに行くと中国人留学生の着ているTシャツには『のびたとドラエモン』が、、。聞いて見ると、彼はドラエモンを知らないで着ていた。ちなみに彼は27才。どうみても日本では子供が着るTシャツである。そしてコンピュータルームでは背中に大きく『頑固』と書かれたTシャツを着たインド人留学生が、、。聞けば、漢字をデザインとして好んで着ているらしい。それぞれが特に日本に思い入れがあるわけでもなく、必要や好みに応じて着られるくらい、日本関連のモノはここリッチモンドでも見られるのである。それでも少なくない数の人が日本の正確な位置をも知らず、中国と地続きであると言う輩もいる(^^;。

    July 10, '99  Iron Chef   


 なんと『料理の鉄人』がアメリカでオンエア。同じ東海岸に住む友達からのメールでそのことを知った。番組表、番組表。。あった(^^)!ケーブルは、、と、、が〜ん、。Food Channelだった。そう、うちのアパートでは映らないのだった(;;)。(これについてはMonologue参照)。何度となく苦い思いをしてきたが、今回も悔しいのである。まあその分安いんだけど、、(^^;。諦めていたところで、市内に住む日本人と電話で話していて、おもしろいことを聞いた。どうやら番組は吹き替えらしいが、あの『福井さん!、福井さん!』の部分。そこだけは吹き替えでも『Fukui-san! Fukui-san!』となるんだそうな、、。やっぱビデオ録ってもらお、、。

    July 8, '99  White Supremacist   


 白人至上主義。黒人奴隷を歴史とし、マルチカルチャーであるアメリカの一つの勘違い。コロラドの高校銃乱射事件も一つのそれであるが、また中東部(ILとIN州)で21才の白人が人種と宗教的偏見から韓国人、ユダヤ人、そして黒人を対象に連続殺人銃撃事件を起こした(犯人は結局自殺)。新聞によると、どうやら白人至上主義団体なるものが存在するらしく、今回の犯人もその一つに属していたとか、、。オウムではないが、破防法的な締付けはできないのだろうか?ちなみにこの犯人、身元調査で銃を購入できず、違法業者から購入したらしい。銃反対派から身元調査を通らなかった時点で、なぜ逮捕しなかったかを疑問視する声もあがっているらしい。もっともな話だが、それで購入をとりあえず阻止はできたのだからシステムは機能している、と考えるのが妥当なのだろう。しかし、先日書いたMonologueではないが、法律的な束縛はまだまだのようである。

    July 5, '99  Over 100F    


 独立記念日が日曜となったため今日5日は振替休日。東海岸は猛暑に見舞われ、ボストンまで100F(36C)を超えたらしい。そんな中、なぜかゴルフをした自分。さすがに祭日といえどもゴルフ場はがらがらだった。プレイをはじめるも、むちゃくちゃ暑く、ついにハーフでやめてしまった。この東海岸の猛暑、どうやら日本でもニュースとなっているらしい。でもリッチモンドではこれくらい去年も一昨年もあったぞ、、と不思議に思っていたが、謎は解けた。ニューヨークがそうだからだ、、。日本の伝えるアメリカ、それはニューヨークなのかもしれない。そりゃ、リッチモンドでないとは思ってたけどね、、(^^;

    

    July 4, '99  A Japanese, Seiji Ozawa    


 渡米以来はじめて独立記念日をアパートで過ごした。というのもここRIchmond周辺で今年は花火が開催されないからだ。世の中不景気に向かっているのだろうか?仕方がないのでNYの花火をテレビで見ることにした。そしてそこには最近ボストン交響楽団を辞めると発表した小沢征爾がいた。独立を祝う演奏の指揮をし、観衆を盛り上げるその仕草はまさにアメリカンスタイル。さすがに世界のオザワである。そして花火が始まる。あれ?画面に彼がいない。あっ、でてきた。なんと浴衣を着ていた。アメリカの独立記念日の花火でも、彼の中では花火=浴衣なんだな、なんて勝手に思って嬉しくなった。しかし、あの音楽演奏どうにかならんのかのう。やっぱり花火は静かに音も楽しみたいよね。。

    July 1, '99  Quiet and Comfortable    


 今年の独立記念日は月曜が振替となるため3連休となる。ロングバケーションにあてるFucultyも多く、当然学生も少ないため学内は非常に静かである。外はかなり暑いが、ビル内は空調もベストで、快適そのもの。アパートのエアコンがいま一つの自分にとってはラボの方が過ごしやすいくらいである。と、思っていたら本来の予定を大幅に遅れたものの、新しい分析機器が自分の部屋に設置されてしまった。今まで日本の小学校の教室くらいの部屋を贅沢に一人で使っていた自分にとってラボメイトができたのである。ところがそのラボメイト君、頭を悩ませるほどではないものの少しうるさい。言ったところで直らないのだから、諦めて自分が慣れるしかないようである。ま、いつも動いているわけでないからいいか、、。


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