Monologue on a Fine Day 

Good-bye, SNAFKIN and Welcome, SNAFKIN !

 渡米以来の自分の足となってくれたSNAFKIN号をついにRenewalした。新しいSNAFKIN号は、DCに住む父親の友人からTrade-in priceで譲ってもらった日産ALTIMA(95年)。まずはVehicle registrationをして、プレートをもらわなければならない。元々の"SNAFKIN"はミススペルであり、正しい"SNUFKIN"に変えようかとも思ったが、いろいろ考えてそのまま使うことに決めた。そのためには、DMV(Department of Motor Vehicle)に行き、プレートのTransfer、さらに元の車に新しいプレートをもらう手続きをせねばならなかった。それが終わると自動車保険の変更。幸い1か月は2台保有していても追加料金は課金されずに両方をカバーできるように手続きをしてもらえたので、慌てずにコトを進められる。そして車検。これは1時間で終わった。やはり新しい車だと何事もなくすむものである(^^;。ここまでは順調だった。問題だったのは元のSNAFKIN号の売り先。車査定雑誌BlueBookによれば、年(90年)と走行距離(110000マイル)から考えると、どうやっても1200ドル程度。しかし、個人に売るには少し自信がなかった。売ってしまえば他人のモノとは言うものの、やはりすぐに故障するかもしれない車を売ることには抵抗があった。しかも、警告ランプを一つ修理してなかった。そこで中古車専門のDealerに持っていき、まず査定してもらう。提示額、なんと400ドル(@@)。『警告ランプが気になる』とのこと。懸念していた通り。後日修理を依頼し、その修理費114ドル。BlueBookから判断して、修理すれば114ドル以上は見積りがあがるだろう、との見込みから修理に踏み切った。そして再度査定を依頼。そして提示額。600ドル。提示額を見たとき、思わず笑ってしまった。結局、200ドル上げるために114ドルを使ったことになったのである。しかし、たったの86ドルであるものの、得したと考えて、売ることに決めた。
 この提示額が低い理由だが、結局のところSNAFKIN号はもう店頭で売ることはできないのだそうだ。そうなると、Dealerはそういう車をオークションに持っていき、古い車専門のDealerやパーツ屋に買ってもらうんだそうだ。そこでの価格はMAXでも300ドル程度で、したがってそれ以上の価格では引き取れないというわけなのである。さらに聞いたところ、一般的には5000ドルというのがDealerでの最低販売価格帯になることから、Trade-in価格の最低限は4000ドル程度になるという。つまりBlueBookなどで4000ドルまでの車は、その値段に近い価格がDealerでも提示できるが、それ以下になると格段にさがらざるを得ないということらしい。そうならないためには、自分の車の価値が最低でも4000ドル以上のうちにTrade-inで新しい車を購入していくのが賢いやり方なんだそうな、、。
 さて、すべての手続きがおわり、Dealerの建物を出たとき、プレートをはずされたSNAFKIN号が偶然目の前に止まった。購入以来の走行距離41000マイルは、自分が今まで所有した3台のうちで最長である。感慨深いながらも、感謝の気持ちとともにポンポンとボンネットをたたき、ガレージに待つ新しい相棒へと歩き出した。このあとのSNAFKIN号の旅の成功を願いつつ、、。エンジンルームに隠してつけたSNAFKINキーホルダー、見つかりませんように、、(^^)。

(October 27, 1999)
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