Monologue on a Fine Day 

You've got mail

 トムハンクスとメグライアン主演、『Sleepless in Seattle』に続くロマンチックコメディー。メグライアン主演とすれば見逃すわけがない(実は大ファン(^^;)。日本でも『With Love』なる同様のドラマが98年前半流行ったが、どちらも相手として出会っているにも関わらず、Eメールを通してドラマは展開する。その昔、パソコン通信(Nifty-serveとかPC-VAN)しかなかった時代、大学院(日本)のラボで隣のデスクだった親友が一時力説してその便利さを教えてくれたことを覚えているが、さほど興味をもつことはなかった。会社に入っても実験の面白さが圧倒的に優っていたようで、どちらかというと半強制的に(仕事上)使い出した記憶がある。そんな自分が現在はどうであろう。毎日のようにEメールをチェックし、ともするとその対応で帰宅してからの大半の時間がつぶれる時もある。まがりなりにもHPを持ち、会ったことがない人々と会話(チャット)をし、そのうちの数人とは実際に会ったりもしている。よくEメールなどの世界を『バーチャルな世界』と総じているのを耳にするが、自分にとってはすでにバーチャルとは言い難い。残念ながら、ドラマのような展開はあるわけもないのだが、少なくとも知り合いの数は着実にふえている。嬉しいことである。それらの人々、そして旧来の友人らとのEメールを通して渡米以来の日々を楽しく過ごせてきたことはオーバーではない。様子を気づかうメールにありがたく思い、頑張っている近況のメールに「自分も、、」というやる気を起こさせるのである。新年を迎えるにあたり、それらの人々へ感謝を表わしたい気分なのである。いつもありがとう。そしてこれからもおつきあいください、、って。
 ところで映画に話は戻るが、トムハンクスは今回はWindowsを使っていた。前回の『フォレストガンプ』では『アップルというフルーツ会社』(とガンプ自身は思っているがロゴはマックそのもの)に投資して一財を築いたし、先日はマッキントッシュのドキュメンタリーの進行役として出演していた。アップル、ついにトムハンクスからも見放されたか、、かわいそうに、、。でもメグライアンはマックを使ってたぞ、、がんばれ、アップル!!

(January 1, 1999)
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