Monologue on a Fine Day 

Regards...

 久しぶりに読み直してみた。『よくこんなに書いた』と思う一方、『文章に中味があまりない』という感想も受けた。こんなHPでも更新を楽しみにしてくれるありがたい方々もおられるのだが、ますます感謝である(__)。
 さて1月の日記にも書いたが、大学院も予定では7月には無事修了できる見込みがついた。理科系の大学院の多くは、博士論文に値する結果が出た段階で卒業となるので、季節に関係なくいつでも卒業できる。そして最終試験に合格した次の日から博士として大学を離れるのである。当然、個人個人に式があるはずもなく、Diploma授与式としての卒業式は毎年5月に行われる。つまり自分の場合、修了は7月だが、卒業式は来年の5月になるのである。『卒業後はどこに?』、こう聞かれることも少なくないが、実はほぼ決まりつつある。このHPでも度々書きながらも迷ってきたが、博士の価値があまり重要視されない日本にはやはり戻らないことにした。もちろん博士をとったからといって、すぐ一人前なんてことはあるはずがない。まだまだ英語もサイエンスも磨かなくては、という必要性も感じている。だからこそ残るのである。幸い、オファーに困ることもなく、ビザのサポートもしてくれるというので、ありがたく受けることにした、という次第である。正式に決まってはいない以上、公表する訳にもいかず、次の生息地も含めて、あけてみてのお楽しみとさせていただくことをお許し願いたい。
 さて、もともとこのHPは自分のために書いてきたものである。しかしながら、30年後の60になってまでこのHPを続けているとは思えなかったし、いつかは終えるときが来るとは思っていた。しかしながら、駄文ではあるが読み直してみると、『はい消去!』とは簡単にはいかない。『はじまり』が渡米、留学だったのだから、『おわり』は卒業、就職とするのがロジックであろう。そしてその時が7月にほぼ決まったのである。はやいもので今年ももう1月が過ぎてしまった(^^;。あとちょうど半年。ゴールが見えた以上、ここでスピードは落とすわけには行かない。その先に新たなスタートが待っているのだから、、。

(February 4, 2000)
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