Monologue on a Fine Day 

Aftermath Part I

 さて一体何から書き出してよいものか。実に4か月ぶりのHP更新である。したがって今回はウオームアップ。

 まず最初に、8/30に無事博士を取得することができたことを報告せねば。応援していただいた方々、ありがとうございました。ここまでの色々なごたごたは追って話すことにして、先に現況から。結局2年前のオファーを受けて、現在薬学部のFacultyとして9月より働いております。渡米するときも正式退社から渡米まで3日しかなかったのだけれど、今回も8/30に博士取得、9/1付けでAssitant Professorとして再開、という休む間もないスケジュール。どっかで休みとらんといかんよねえ。しかしこの1か月は気忙しい日々だったことよ。論文が仕上がったのが8/10。それをCommitteeに配布して、発表を考える。これだけなら結構楽なのだが、同時進行で新入の大学院生の登録やら教育などが前倒しでやってきたから、てんやわんやに。おまけに8/30のFinal Defenseの2日前にNew FacultyのOrientationとWelcome Partyに参加する始末。『Welcome to the Faculty』と言われつつも、明後日がDefenseと言う、どうも答えにくい状況。何はともあれ、無事終了。博士論文も最終打ち出しをして製本にまわすのみということろまで至っております。
 さて最近は?というと、FacultyになってOfficeが与えられたり、実験室も変わったりに伴ってのお引っ越し作業に追われております。実験プロトコールの更新の件で大学のレギュレーション連中との交渉があったり、新入大学院生で悲しいかな自分の下につくことになった子供のお世話など、もろもろの雑事。9月は投稿論文準備と実験設備とオフィスの整備で目一杯ってところ。H-1B ビザの申請もせねばいかんし、なんだかんだでいろいろ忙しいのでありました。一体自分の夏休みはどこに消えたのだろう?
 
 ところで前回のモノローグから卒後はシカゴに行くと思われていた方もおられたようで、誤解を招いたようですが、(^^;。実はこのシカゴ、実験のための短期(とは言っても2-3か月)遠征のことだったのでした。ポジションはこちらに決まっているので、またもやVisiting Scientistとして行くことの了解が得られたということなのでした。しかし、シカゴは冬寒いので、できるなら暖かいときがいいなあ、とわがままモード。Spring Semesterにはまた大学院の授業も教えねばならないし、ということで『来年の3月以降にしたい』とメールしたら先方から、『寒さが半端じゃないから、僕もそう提言しようと思っていた』と返事が戻ってきた。ということで当分はリッチモンドにいるです、幸か不幸か(^^;。

(September 18, 2000)
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