Taste of Graduate Life in US

 

March '99


    March 30, '99  Baby 2000 etc    


 統計的には今日妊娠すると2000年最初のBabyを授かる可能性が最も高いんだそうな。アメリカ人はこういったイベントものを非常に好む傾向にあるので、おそらくがんばっておられる夫婦もあろう。しかし、自分が生まれた1966年を例にとって考えてみても、たとえそれが2000年であったところで当の本人には何の感慨もない。『覚えやすい』ということくらいしか利点は思い浮かばない。結局は親の自己満足のような気がするが、、。日本ではやはりニュースになっているのかなあ?>誰か教えて下さい。
ところで昨日から消えてしまった声は依然戻る気配をみせない。2-3日で治るだろうと言われたものの少し心配。焼いた葱って本当に効くのかな?こっちにある細い葱じゃだめだよね、やっぱり、、。

    March 29, '99  Voice has gone Pary I    


 このセメスターは大学院のPhysical Pharmacyの講義を担当することになっていた。大学院生の自分がなぜ大学院の授業を教えるのかって?どうやらセメスター前のFaculty会議で『ヒロはもう教えられる』との見解が賛成多数になってしまい、教育の一貫として担当させようということらしい。大変名誉なことではある一方、また実験の時間が削られると内心正直には喜べなかったが、その後サラリー付きと聞いて手のひらを返したように喜んで引き受けてしまった<なさけなあ(^^;。しかし準備を始めると結構面倒。ハンドアウトも宿題もあるし、このあと試験も作らねば、、。そして今日は初日。2時間しゃべりっぱなしで、気がついたときには先週からの風邪ぎみもあり、声が消えていた。帰路に立ち寄ったChineseのTakeOutでもオーダーに苦労するし、こういう日に限って電話が、、(^^;次回は木曜日。はたしてなおるんかいな、、。

    March 24, '99  Finally catch a cold    


 まわりで風邪が猛威を奮っていた中、この冬自分は風邪をひかずにすごせた、、なんて書こうと思っていた矢先、ついに風邪を引いた。朝起きると喉がいたく、頭が重い。抗生物質も解熱剤も鎮痛剤もろくに効かないと聞いてはいたが、まったくその通りだった。しかし一つあった。『小金沢君のフィニッシュコーワ』。ポビドンヨードという決して新しくない薬を患部にスプレーするという手段で目新しくしたもの。薬屋としてはironicalなのであるが、結局は古典的に使われてきた薬が一番効くらしい。やれアドビルやタイレノールや宣伝してはいるが、この場合科学の進歩なんて処方を細分化したにすぎず、はずれればただの粉となる。そういえば、同じく古典的な正露丸や龍角散も、この不況下、それだけを製品として会社を十分成り立たせることができているらしい。結局は真に効くものだけが残るというわけか、、。

    March 22, '99  Tax Refund    


 J-1ビザ3年目となりTax Treatyの恩恵を受けられぬがゆえ、Taxを払っているこの頃。確定申告の季節が来て、必要書類を作成していた。しかし独身のアパート住まいの税金の高いこと(;;)。まあすでに払ったあとだからいいかと慰めてみるものの、せめて結婚していたらなどとくだらないことも考えてみる(^^;。アメリカの場合、年収$2700以下の場合、無税となる(らしい)。自分の場合、Taxの支払義務の生じた昨年の後半からの収入がそれ以下となる計算になり、支払った税金がまるまるRefundされる結果になった。FederalとStateと併せて$500はRefundされるというわけ。これが正しいのかどうかはまだわからないのだが、だとしたら嬉しい。ぬか喜びして、ステーキ用の牛肉買っちゃった。

    March 16, '99  Signature Certificate    


 日本で加入していた生命保険の解約に印鑑証明をした印鑑が必要との連絡を父親から受けた。渡米前、住民票を実家のある鎌倉に移そうとして、『就労も居住もしないのだからできません』と言われて、その頃の居住区からアメリカという形にしてあるので、当然印鑑証明などできない。そこで必要となったのがSignature Certificate(記名証明)である。日本大使館に確認したところ、出頭して記名の必要な書類に担当官の前で記入すると、大使館が割り印をもって保証するのがそれなんだそうである。つまり、出頭しなくてはならないとのこと。幸いDCなので距離的には問題はないが、大使館さんは土日にはしっかり休んでくれるので、自分が休みをとらねばなるまい。ちょうどパスポートの延長手続きもあることだし、まっいいかと納得させる。しかしRICだからまだいいが、同じバージニアでもNorfolkだと管轄がアトランタになるんだそうだ。つうことはアトランタまでいけっつうのかい。車なら5時間以上かかるぞ、、。

    March 10, '99  Snow in March    


 雪、である。日本では春一番だというのに、ここバージニアは雪である。しかしバージニアの学校はすぐ休校にしてしまう。悪い癖だ。今日だって雪が5cmくらいしか積もってないのにほとんどの学校が休校だった。大学は?というと実はSpring Break中。休校もへったくれもない。しかし大学院生はWorkshopが毎日開催されており、朝10時には行かなくてはならないのである。かくして雪降る中、ノーマルタイヤでお尻ふりふり大学へ。高速はしっかり除雪もされており、60マイルで走っても全然大丈夫だった。こういうとこはしっかりしてくれてるので助かる。こういう調子で色々してくれるともうちょっと住みやすいんだけど(^^;。

    March 7, '99  Ski, Conference, Colorado    


 参加できるとは思っていなかったコロラドでの学会。開催されたのはPurgatoryというスキーリゾート。スキーフリークのボスと自分は午前中のセッションが終るや否や、スキー場へと飛び出した。この学会、実は午後の部がなく、スキーができるようになっている(代わりに夜の部はある)。というわけで11:00過ぎから16:30まで昼食の休憩を除いてずっと滑っていた。しかもリフトはがらがら。つまり7分であがって、5分で降りて、、をひたすら繰り返していたわけ。終ったときには二人ともへとへとで、夜の部が終るとほとんどバタンキューだった。詳しくはそのうち写真でアップする予定。名だたる教授陣のスキーフリークぶりも見たし、久しぶりに満喫した学会でした。

    March 2, '99  Furby !    


 映画『グレムリン』のギズモに似ている。値段は$35くらい。Furby語なる特殊言語を話す。遊んでやらないと性格がひんまがるし、夜寝ているときに起こすと機嫌が悪い。たまごっちの機能をアニマルペットの形にしたのが、このFurbyである。その購入依頼のFAXが母親から入った。ここ数ヵ月アメリカで爆発的な人気を誇っていたので、実は予想していたのである。たまごっちのときもそうだった。今回はご苦労なことにFurbyの絵まで描いてきた。それがやたらに似ている。しかしこのFurbyどこへ行っても見当たらないのである。今日も3か所ほど当たってみたが『No schedule』と言われ続けた。かくして未だ入手できず。ごめんね。


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