Taste of Graduate Life in US

March '98

   March 29, '98  Cherry Blossom !      


 ポトマック川の桜が満開だとの話を聞いて、さっそく行ってきた。RICにも寒桜はあるのだが、やはり「そめいよしの」は格別である。DC近郊の日本人も結構いたような気がする。天気も快晴に近く、Tシャツでも暑いくらい。桜の下で日本人を感じ、モールでアメリカを感じる。なんか不思議。リンカーンメモリアルの前で高校生の合唱隊がアメリカ国歌を歌ってくれたとき、3度目の夏が来ることを突然感じた。こんなことを感じてすごく自分が幸せだった。

   March 24, '98  Second time, Yes !      


 大学院生は年に1回必ず自分のResearchについて1時間みんなの前で話すことを義務づけられている。今日は自分の担当の日だった。昨年も同じ3月だったのを覚えている。当時は英語も今ほど話せず、かなり苦労した挙句なんとか終り、めでたく(!?)Bをいただいた(大学院生と教授連が各ポイントごとに採点してそれを基準に成績が決まるのである)。今年もかなり悪戦苦闘して、なんとか発表までにこぎつけた。結果、90点。。思わず『Yes!』と叫んでいた。昨年が83点だったから、進歩したと思っていいのだろう。。よかった、見た瞬間に力が抜けた。教授は自分の学生には評点がからいことで有名だが、やはり今回も85点。平均以下。いつか平均以上をあげざるえないようにしてやる。。

   March 14, '98  Ice Skate      


 ミシェルクワンとタラリピンスキーの影響か、アメリカ中の子供たちがスケートに凝りだしたという。そんでもって、ここRichmondにも室内スケート場ができちゃったのである。やたらに子供が多い。これでも金曜日の夜に較べると子供は少ないんだそうだ。一緒にいったインド人の同級生。生まれて初めてといって感動しながら壁にへばりついていた。2時間もすると、本来の運動神経を発揮。壁から手を離して5mごとに転ぶだけですむようになった。それでも楽しそうである。久しぶりにスケートなんて言うのも結構楽しかったりする。帰りにアイスクリーム食べて、何だか高校生のときのよう。。あっ、来週からまた学期が始まる。。

   March 10, '98  Humiliated      


 5月の学会発表は自分にとって始めての英語オーラル30分の長丁場である。今日グループ内での第一回目の練習があった。結果、惨敗。見事なまでに壁にぶち当たったのである。要求されるレベルが日本人誰もが羨むアメリカンプレゼンテーションとはいえ、お粗末すぎたようだ。教授をはじめ周りは言いすぎたと思ったらしく気を使ってくれるが、これしきで落ち込むくらいならここアメリカには来ていない。『これも勉強のうち(確かに非常にためになったと思う)』とか思いながら神妙にしていただけである。へこたれないもんね〜!さっ、今日は何もせんで寝ようッと!

   March 9, '98  Spring Break      


 今週から1週間春休みである。しかし大学院生にとって春休みはただの実験に集中できる時にすぎない。TAや宿題に追われることもなく、ただ実験だけをできるのである。ラットをいつもより多く注文し、よし、、と思っていたのも束の間、履修科目の一部の実験があるのをすっかり忘れていた。グループ実験なので慌てて同じグループメンバーに聞いて回る。どうせならさっさと集中して片付けたい自分としては、グループメンバーが春休みにいることだけを願っていた。結果、なんとラッキーなことか、誰もが同じことを考えるらしく春休みはどこにも行かないと言う。自分の実験に狂いは生じたが、まあいいや。他のグループなんてグループメンバーの一人がラスベガスに旅行とか、、、。怒るに怒れないグループメンバーもかわいそう。しかし彼女、いっつもまわりに迷惑かけてるような気がするぞ!


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