Taste of Graduate Life in US

 

April '99


    April 27, '99  It happens !    


 やはりひきの強さは健在だった。改めて旅行社に電話するとノースウエストのスペシャル価格が発表されていた。$498。今回は日本を土曜日に出発としたため、実際はTax込で$580となったが、それでも十分である。そして今日、オーダーしていたコンタクトレンズ(1年分)が届いたとの電話。受け取ってみてびっくり。6枚入が8箱もあった。1か月ディスポのはずだから、6x8=48枚は2年分となる計算。それにしてはすでに支払済の代金$138は安い。相場からすれば$140は一年分だし、昨年も同じモノで同程度の価格だった。『これ1か月ディスポだよねえ?』と確認するも、どうどうと『そう。はい、これで1年分だよ。』との答。こいつ算数できないな、、と思いつつもらってきてしまった。昨年ぼられたのか、今年得したのか、どっちだろう、、?

    April 26, '99  Tony BlairUS vs. Tony BlairUK    


 今週末のワシントンDCは警備がすごかった。交差点ごとに警官が交通整理をしており、信号は必要なし状態。NATO50周年記念式典に各国首脳が集まったためである。パスポートを受け取って、RICへの帰路、I-395への途中はDCのダウンタウンとなる。うっかりホワイトハウスから1ブロックの通りを選んでしまった。案の定、後方からそれらしき護衛車とともに黒塗りのリムジンが、。先が渋滞しており、リムジンは自分の車の横で止まった。この機会を見逃すわけにはいかない。じっとリムジンの後部座席を見る。ありゃりゃ、、あれはTony Blair英首相ではないか、、(@@)。英国議会はC-SPANでよく見るので、たぶん間違いない。RICへ戻ってラボのメンバー(うちのラボはイギリス系)に『Tony BlairってまだDCにいる?』と聞くも、首相がどこにいるかを把握している薬学研究者なんかいるわけがない。あれはTony Blairだ、と勝手に決めつけて、蟹江敬三以来の有名人発見に喜ぶ。そして帰宅。おもむろにテレビをつけると、C-SPANで英国議会の様子。あれ?Tony Blairがいる(@@)。しかもしっかりと『TODAY』とロゴが、、。ということは、今日見た彼はだれ?くやしい。そうか!きっとあれはTony Blairの陰武者だったんだ。

    April 22, '99  Ready for Japan    


 年明けから動き始めて、やっとのことでI-20が届いた。今回はJビザからFビザへの変更である。International Student Ofiiceと学部のDean's Ofiiceに何度も通い、自分のその後も含めて最良の方法を探しながらだったので、多少時間がかかってしまった。しかし渡米前の予定通りサマーセメスターからの入学もできたし、すべて順調(^^)。あとは今度の一時帰国の3週間のうちに大使館がビザを発行してくれるかどうか。これさえもらえれば、法律上は最低あと4年はこっちにいられる(勿論学生をあと4年もやるつもりはないが、、)。早速、旅行社に電話して往復の値段を聞く。$810。う〜ん。思ったより高い。ということで、もう少し待ってみよっ!元来のひきの強さはスペシャル価格の発表を呼ぶか?!一時帰国は5/20-6/13に決定。

    April 18, '99  Walking Excercise    


 土曜日の夕方、本棚を整理していたら高校時代からの写真がでてきた。笑うことすらなかった写真の顔は、どことなく子供で、しかも体つきは非常にskinnyだった。鏡の前、やっ、やばい、、。ということで日曜日。トコトコとジョギングへ。数分後、、、散歩に変わっていた(^^;。いつだったか遊びに来ていた母親がしたように、一番近いドラッグストアまで歩いて行くも、確かに歩くのに不親切な街づくりであることに気付く<というか、きっと考えてないんだろう。帰路のことを思い、購入はマウンテンデュー1本。しかし日が長くなったものだ、20時近いのにまだ明るい。

    April 14, '99  HappyMeal Furby    


 今マクドナルドでHappy Mealを頼むとFurbyがもらえる。しかしこちらは外見こそFurbyそのものだが、プラスチックでできたおもちゃである。パターンによって10種類ほどあるらしく、「耳と瞳が動かせるやつ」、「下に車輪がついていて走るやつ」、「耳が動いて目を覆い隠すやつ」などがいるらしい。子供だけに人気かと思えば、若い女性の運転する車にもみかけたりする。本物のFurbyの方は目下生産ストップであるとの噂を聞くし、どこにも見当たらない。現在までに購入依頼は3件ほどあるが、その方々の期待に添えるかどうか未だに疑問である。

    April 10, '99  So scared    


 友人から借りた話題の『リング』、『らせん』、『ループ』。やっとのことで読み終えた。『リング』を読み終わったのがちょうど夜中の3時。折しも雨脚とともに風も強くなっていやな感じ。さあ寝ようと思った瞬間、突然の電話。しかも1コールで切れた。まさかアメリカまでは来まいとわけのわからん納得を自分にさせ、寝る。
翌日のローカルニュース。ダウンタウンで最近無差別の殺人が起きているらしい。すでに3人が犠牲になっているとか。聞けばそんなに危険ではないと言われている地域。山村貞子も怖いが、こっちも負けず劣らず怖い。どっちかがふりかかるとしたらどっちをとるだろう?

    April 9, '99  Get Better    


 心配をおかけしている風邪と声の調子だが、風邪の方はほぼ完璧に治ったものの、声はまだ戻らない。日常会話には問題はなくなったが、まだしわがれ声で時々かすれる。結局、咽喉科にかかってもらえた薬が効いたようで、まんざら科学も捨てたもんでないと、2週間ほど前にここに書いたセリフをすぐに翻してしまったりして、、<事実は認めないとね、、(^^;。そして金曜日。週末である。月曜日にはパスポートができているのだが、二週続けてDCに行くのは面倒なので来週に延期した。人間回復するといいきなもので、すでに夜更かしモード。そのうち罰があたるかも、、。

    April 8, '99  Dear my company    


 声は相変わらず調子がよくない。と、思っていたら突然マックの『ことえり(日本語システム)』までもがエラーを起こして、コンピュータまでしゃべれなくなってしまった。なぜか読めるものの書けないのである。とりあえず返信のメールには英語で事情を説明し、翌日Japanese Language Kit(JLK)を借りて再インストール。なんとか直った。特に怪しいメールを受け取った記憶もなく、疑問はつのるばかり。しかし自分の声が出ないときにつきあってくれるコンピュータ、つきあいよすぎ。

    April 5, '99  The day after Easter    


 マサチューセッツ通り沿いにあるその建物は、一見すると大使館には決して見えない。ただ表立った入口がないことと、50x30cm程度の『日本国大使館』と書いたプレートだけでその存在を知ることができる。3年も住んでいるくせに今回がはじめての訪問。推奨されている在留届も提出してないし、特に用事はなかったのである。今回はパスポートの更新。長く待つのはいやだなあと思って行くと、だ、だれもいない。大使館から想像する高慢な態度も微塵もなく、懇切丁寧な対応になんか期待はずれ<HPのネタにならんじゃないか、、(^^;。てなことで10分もしないうちに手続きを終了してしまった。
帰路モールを通りかかると、ホワイトハウスの庭に人だかり。あれ?あそこは入れないはずなのに、、と思って『Why?』と聞いてみる。イースターあけの月曜日は子供を中心に入れてくれるんだそうな。自分も子供、子供、とわけのわからないことをつぶやきながら列の後ろにつこうとしたが、2時間待ちということで残念ながらRICに戻ってきた。

    April 1, '99  Tough virus, I don't like you    


 巷を騒がしているMelissaではないが、今体内にいるウイルスは結構しぶとい。渡米以来、大抵の風邪は市販薬で2、3日もすれば克服できたが、今回は1週間たってなお微熱と咳が続く。ということで、『年度』も改まったというのにガッコを休んでしまった(もっともアメリカには『年度』なんてものは存在しないが)。最近心と体が言うことをきかなくなっている。過度の期待の中で、何度となく発見する自分の賢くない面。『なんとかできる』という自信がゆらぎ、今年に入ってからのそんな積み重ねがここへ来て風邪という形ででたという感じ。生活を楽しめていない自分に気づく。しばらくそんな日が続きそう。まずはゆっくり治そうと思う。


Back to main page