Taste of Graduate Life in US

April '98

   April 30, '98   Conference or Vacation ?!           


 さて明日から学会である。場所はHilton Head Island, SC。アメリカでも有数のリゾート地である。スライドもポスターもできたし、発表もおおよそまとまった。スーツとワイシャツ、普段着、ゴルフクラブ、テニスラケット、海パン、、、ん?なんかおかしいって?いいの!ボスから渡された『持ってきた方がいいリスト』にちゃんと書いてあるんだから。。エクスカーションでカヤックツアーにだって行くんだから。遊びながら仕事もちゃんとしてきま〜す。帰宅は5月8日金曜日。それまで待っててね。。誰がじゃ。いってきま〜す。

   April 24, '98   Final Week           


 いよいよ来週が春のセメスターの最終週である。それが終ると学会。そして夏休みに入る。しかし前述のように今年は6月にComprehensivesがあるのでそれまではゆっくりできない。それでも禁断症状を少しでも緩和するために学会直後の週は実験をすることにしてラットを注文した。ところで、セメスターも終ろうと言うのに、1科目だけMid-Termすら終っていない科目があることに気がついた。と言うか、同級の大学院生全員が知っているのだが黙っているのである。担当教授は学部のChairのため非常に忙しく、試験を作る暇すらない。ずるずるとずれこんでここまで来てしまったと言う訳である。今我々が期待していることはこのままMid-TermがFinalに吸収合併されることである。さあ、どうなるか。なぜか提出期限だけは決まっていて5月15日金曜日となっている。しかし秘書によれば試験はまだタイプにも廻ってきていないようである。どうなることやら。

   Aprilh 21, '98  Comprehensive Exams      


 我々は大学院生ではあるが、PhD Candidateではない。PhD Candidateとは2年目のComprehensive Examsをパスして全ての科目を取り終った大学院生のことを言う。そのComprehensivesが6月第2週に決まった。科目は6科目。各半日ずつで3日連続。体力のいるスケジュールである。詳細はまたここに書くとして、これにパスすると名実ともに実験に集中できるのである。ううっ、待ち遠しい。しかしそれだけにこのComprehensives、かなり難関となる。しかし誰がこのシステム考えついたのか、よくできているシステムである。つまり大学院時代に学科として習ったことは二度勉強しなくてはならない。始めは履修しているときであり、2回目がこのComprehensivesのため。そうなると、大抵のことは結構覚えてしまうもので、自分では知識がついたような錯覚にも陥る。そうやって、えらそうなPhDがアメリカではできあがりやすいのかも、とかくだらないことが頭をよぎった。だって、ホントにえらそうなんだもん。

   April 15, '98  Boring and Frustrated      


 授業と学会準備で実験ができない。そうなるとたまるフラストレーション。だからと言って夜中にやるほどの体力と気力もなく、今日も水曜日テニスだと言って帰ってくる。最近、しっかりウオームアップをしないとサーブをしたときに肩に痛みが走るようになる。これも年のせいか。いつまでも若くないものだと、苦笑しつついつもより長く時間を割いた。最近は暖かくなって短パンでもできるようになり、汗も多少はでるようになった。あと1か月もすれば今度は暑くて汗だくになるのである。この気候の変化だけには未だになれない。しかし、はやく実験したいなあ!

   April 7, '98  A speaker from the Industry      


 本日のセミナー、Invitedで企業研究者のセミナーだった。アメリカンなプレゼンはInvitedになろう人なら誰でもできると信じていた自分にとって、安心できる材料を置いて言ってくれた。自分の目から見てもお粗末な発表なのである。原稿の棒読み。しかも発表原稿でなくどっかに投稿した論文のもの。文語は口語よりも聞きにくいことは日本語でも英語でも同じことだが、加えて焦っているのか非常に早口である。あとでボスに『何しゃべってるかわかりました?』って聞くと『聞くのやめた』ということだった。一人として真剣に聞いている人はおらず、早く終ることだけを祈っているようだった。当然、質問も義理で何人かの教授連がしただけ、。コーディネーターの言葉を借りれば『今日ははずれ』。そこでうちのボス、『大学院生の方がいいね!』。そうならないようになろうっと!

   April 2, '98  Girly Page      


 桜に刺激されたわけではないが今月のこのページはGirlyに仕上げてみた。だからといってソノケはないことだけは断わっておく。ビザの更新の手続きをしなくてはならない。ボスにそのことを告げると『そうか、アメリカ人ではなかったな』と言われた。時々訳のわからないことを言うボスである。確かにすっかり溶け込んではいるが、。確定申告の季節でもあり、今月はbureaucraticな出来事に悩まされそうな感じ。確か昨年の今ごろ、この確定申告の書類をうめるのにフェデラルビルディングに5回も足を運んだことを覚えている。今年ははたして何回運ぶことになるか。。乞うご期待。


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